MBO実施及び計9億円の資金調達のお知らせ

NEWS2019.09.18

株式会社GENEROSITYは、経営陣が保有する特別目的会社(以下SPC)を通じて、親会社であるニューホライズンキャピタル株式会社(本社:東京都港区 以下NHC)から当社株式の100%を取得し、マネジメント・バイアウト(以下MBO※)が成立したこと、またMBOに際して、SPCが株式会社ジャフコ、三井住友海上キャピタル株式会社がそれぞれ運用するファンドを引受先として計9億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせ致します。
 
◆MBOについて
 当社は2015年の創業以来、イベントにおけるSNS拡散を促進できるツール#SnSnapシリーズをはじめとするオリジナルプロダクトを多くのイベントや店舗に導入してまいりました。
 2016年12月には、当時の日本におけるInstagramの急激な伸び等も踏まえ、事業拡大ペースを加速する目的でNHCへの株式譲渡を実施しました。
 NHCの完全子会社になった以降、オリジナルプロダクトの導入件数は順調に伸びると同時に、ハイブランドを中心とした既存顧客から弊社の強みである”デジタル×クリエイティブ”を活かしたイベント全体企画※ やプロモーションの実績も増えるなど新たな事業拡大の機会が訪れています。
※(参考事例: https://generosity.co.jp/casestudies/omega )
 かかる状況を踏まえ、当社の成長加速のためには、より積極的な投資が必要であり、事業を加速させることが重要であると判断し、資本構成の見直しを含め検討を続けて参りました。
 この度NHCとの協議の結果によりSPCを通じて当社普通株式の100%を取得するMBOを実施し、第三者割当増資によって新たな株主を迎えることになりました。これを機に、更なるスピード感をもった積極的な新規事業展開に加え、ストックオプション制度の活用等積極的な資本政策も実施していく意向です。
◆NHC担当者からのコメント
この度、GENEROSITYと協議の結果、経営陣によるMBOと第三者割当増資の実施が更に事業を加速させる最良の手段と判断をいたしました。ハイブランドを中心とした顧客を基盤としてGENEROSITYが挑戦をしていく“デジタル×クリエイティブ“によってリアルな体験をリッチ化する世界観は今後も拡がる可能性のある新たな領域であり、スタートアップ支援に造詣が深い株式会社ジャフコ様、三井住友海上キャピタル様に支援して頂けることは、大変心強いものであります。
◆GENEROSITY代表取締役CEO 西垣からのコメント
 2019年、2020年にかけて広告業界をはじめ各業界が劇的に変化します。その状況の中、GENEROSITYは新たな事業拡大と成長の機会が訪れています。既存事業の強化、スピード感をもった積極的な新規事業展開により、広告、エンターテイメント、ファッション、スポーツといった業界のコミュニケーションを、数年で大きくゲームチェンジできると確信しております。
 そうした環境を迎えるにあたって、攻めの経営が必要と感じたため、この度、創業者であるCEOの私とCTOの平沼は2019年8月30日にGENEROSITYをNHCよりMBOいたしました。更なる事業成長に向け、新規事業、人材・組織づくりに積極的に投資を行ってまいります。今後とも格別のご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
※マネジメント・バイアウト(MBO):買収対象会社の経営陣が、事業の継続を前提として買収対象会社の株式を取得する取引。